離婚の際に問題となるのは子供の「親権問題」です。では国際結婚であった場合の親権はどうなるのでしょう?
国際結婚である夫婦の親権は「子どもの国籍地の法律に従って」決められます。
例えば子供が日本国籍ならば日本の「民法」に従いますが、アメリカの国籍ならば「合衆国憲法」に従わなければなりません。しかし、中には「両親と子どもの国籍が違う」といった夫婦もいます。両親と子供の国籍が別であった場合に限り、「その子どもが長く居住していた国の法律」が適用されるようになっていますので、「アメリカ国籍だけど日本の民法に従う」で親権問題を解決するという状況も生まれます。
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